夫婦で山奥に住むことになる

突然、夫の転勤が決まる

結婚して2年目。夫の急な転勤が決まった。引っ越し先はなんと山奥。夫に「そんな山奥には行けない。単身赴任してください」と言ったら、夫に「一緒に来てほしい」と頼まれてしまい、仕方なく了承。

まずは、山奥の調査。調べたらスーパーやコンビニは近所にない。 離れ小島状態でした。今まで都内で不自由なく生活してきた私には不安がよぎります。どうしよう。 それから「知らない土地に行くことの不安感から眠れない日々が続きました。

電車やバスもない山奥。とにかく、車が必要なのでを中古で確保。ちなみに引っ越し先の住居は会社の社宅。また、社宅のお付き合いが始まります。涙・涙・・。そして、夫婦で初めての引っ越しが決まりました。

実は、私たち夫婦は社宅に住んでいるため、転勤命令が出て1週間以内に引っ越しをするように言われていました。そのため、慌てて引っ越しの準備をすることになりました。 まず、私は会社に「退職届け」を提出。6年勤めていた会社とさよならするのは悲しかったのですが、夫婦は「運命共同体」。覚悟を決めました。

尚、会社も急なことで退職を止められましたが、引っ越し先が「山奥」と告げると無事退職。普通は、1ヶ月前に退職することを言わなくてはいけないのですが「今回は事情が事情だから」と会社も納得してくれました。 そして引っ越しの日は次の3連休日に決定。とにかく引っ越し準備に取り掛かります。

3トンのトラックをレンタル

今回、私達夫婦は、自力で引っ越しをすることに決めました。一応、1社の業者に見積もり依頼をしてもらったらなんと15万と言われました。たしかに引っ越し当日は3連休だし、都内から山奥まで約110㎏の引っ越しなので、妥当な金額かなあと思いましたが、今回は引っ越し費用をなるべく抑えたいと思ったので、自力引っ越しを選びました。 尚、この選択が後で後悔することになるとは、このときは全く予想もしていませんでした。

まず、荷物をどうやって運ぶかを考えなければいけません。 今回は冷蔵庫は大きいし、ベットもダブルベット、タンスの大きさもビック。なので3トンのトラックをレンタルしました。3トントラックなら大きいから大丈夫でしょう。

荷造りの段ボールはドラックストアーやスーパーで確保。それからが大変でした。実際、2人分の衣類を段ボールに詰めていくと、衣類が思った以上に多く、段ボールが足りない。 そこで、スーパーに追加で段ボールをもらいに行きました。スーパーの段ボールには、本当にお世話になりました。あとはガムテープも大量に100均で購入。

実は、夫は、仕事の関係で全く荷造りする時間がなかったので、私1人で準備。めちゃくちゃストレスが溜まり、1回爆発しちゃいました(笑)。 最終的に段ボール数は計40個くらいになりました。部屋は足の踏み場もない状態。段ボールだらけになっちゃいました。

当日の様子

引っ越しの当日。今回は自力で引っ越しをすることに決めましたが、さすがに夫婦2人では大変すぎると思ったので、弟にも手伝いをしてもらうことにしました。 早速、レンタカー店で3トントラックを借り、弟を駅まで迎えに行き、いざ、荷物をトラックに積み始めます。弟は、早朝集合にもかかわらず、せっせと荷物をトラックへ運んでくれました。

軍手も持参し、慣れている感じ。それに比べ、我が夫はあたふた状態。まったく頼りない。イライラしながら荷物を積んでいるとトラブル発生。 荷物がトラックに入りきらない。3トントラックだから大丈夫だと思ったのですが甘かった。結局、半分しか荷物が入らない状態。どうしよう。もう、往復して荷物を運ぶしかない。レンタカーの返却時間もあるので急がなくては・・・。

1回目の荷物運びは10時出発。ちなみに車で片道3時間。 予定では「13時に着いて、荷物を降ろして再度都内へ戻る」という想像するだけでも恐ろしい計画。 とにかく車を山奥の新居へ走らせる。すると大渋滞に巻き込まれる。今日は3連休の初日。道路は混むはず。結局、予想よりも2時間オーバーで新居まで5時間かかってしまいました。

それからすぐに都内へ引き返しました。都内に到着したのが17時過ぎ。それから2回目の荷物運びなのですが、レンタカーの返却時間は20時。 「これからまた山奥の新居に行くとなると到着時間は20時過ぎになるだろう。それではレンタルの返却時間に間に合わない」

すぐにレンタカー店に電話し、延長をお願いしたのですが「次の日にトラックを使う予約が入っているためNG」と言われてしまいました。 パニック状態の私。事情を説明して、なんとか早朝返却で了承を得ました。 それから2回目の荷物運びで新居に到着したのは夜の22時。深夜なので荷物を下ろすのが不可能。早朝荷物を降ろすことにしました。

自力か業者かどちらがいいのか

今回の引っ越しでわかったことは、業者にお願いするべきだったということです。 一人暮らしの引っ越しなら、自力でも大丈夫かもしれませんが、私たちのように夫婦だと荷物や家具家電は多い。そのことがわかっていたら、業者に依頼するのが正解。

ちなみに今回の引っ越しは深夜までかかってしまったため、手伝いに来てくれた弟は新居に泊まってもらうという事態になってしまいました。弟には本当に申し訳なかったです。新居では私、夫と弟が雑魚寝状態。そして、レンタカー返却時間が早朝だったので、朝の6時前から荷物下ろしをしました。

ご近所にも迷惑を掛けてしまった気がします。本当に要領が悪く、疲れがどっと出てしまいました。 後日、友達に「夫婦2人で、3トントラックは小さい」と言われてしまいました。 もっと考えてトラックを選ぶべきでした。

今回の引っ越しでは都内と山奥往復220㎞を2回も往復することになったのですがさすがに大変でした。ガソリン代、高速代は倍かかってしまう。しかもレンタカーの延長料金が発生してしまう。結局、当初予定していた費用よりも31000円も多くかかってしまいました。疲れも2~3日取れず最悪。

今回の引っ越しで「費用も大切ですが、どれだけ効率よく引っ越しできるかのほうがもっと大切である」ことを実感しました。自力引っ越しには「限界」があります。 引っ越し後に言っても遅いですが「業者にお願いすればよかった」って後悔しています。

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