ショールーム巡りが始まる
窓やドアの仕様を決める
前回、ハウスメーカーでマイホームを建てるにて「ハウスメーカーにて注文住宅を作ることになった」というところまでお話しましたが、今回はその続きです。
「注文住宅」ですから、自分たちの好きなように注文できるわけです。若手設計士さんに設計図を描いてもらう段階でもあれこれ注文させていただきました。 何度も何度も打ち合わせをした末に出来上がった設計図。本契約後、この設計図を基に細かい部分を決めていく作業に入ります。
「家」というものは、壁、窓、床、天井など、多種多様な部品を組み合わせることで出来上がっていますが、その部品を施主である私たちがカタログや見本の中から選んでいくのです。 ここで登場したのが若手設計士の先輩にあたる設計士。もちろんハウスメーカーの営業マンのお墨付きで、この設計士もかなりのやり手のようです。 ここからは先輩設計士と家を作っていくことになります。
まず初めに決めるのが「窓」。日常生活の中で「窓」についてそれほど考えもしませんが、改めて注目してみるとかなりの数あることが分かります。その全てについて、サイズ・形・ガラスの種類・枠の色等を選んでいくのです。 もう、これが大変大変。システムキッチンやお風呂なら楽しく選べるのでしょうが、個人的には窓に対してウキウキする要素は全く無く、非常に苦痛な時間が続きました。
私の飽きっぷりに苦笑する先輩設計士。しかしこれをやらなければ次には進めませんから、ほぼ夫任せで乗り切りました。何でもきっちりと整えたがる夫は窓選びにも楽しさを見出したようで、選ぶにあたり、外から見た時に上下・左右の位置や幅が揃うように微調整してニヤニヤしていました。注文住宅ですからね、興味・こだわりがある人が注文すれば良いのです。
次は「ドア」。ドアにも様々な素材のものがあることを初めて知ることができ、個人的には窓よりは楽しく選ぶことができました。 その後は、床の色・素材、壁紙、外壁等をカタログや見本を参考にして決めていくのですが、とにかく選択肢が多い。これが注文住宅のメリットでありデメリットでもあるのでしょう。
設計図から立体をイメージすることができない私ですが、ある程度部品が決まると私たちが選んだ内容を反映した3Dの完成予想図を作成してもらうことができたので、とても分かりやすく、平面図とにらめっこしている時に比べると家を建てるという実感が湧いてきました。
決めるべきことが山ほどある注文住宅。この段階で最低でも2週間に1回のペースで打ち合わせをしていました。打ち合わせ場所はハウスメーカーの支社内にある打ち合わせ用のブース、時には他の展示場にお邪魔したこともありました。何度も何度も打ち合わせをしていくうちに、営業マンや先輩、若手設計士と親しくなり、休憩がてらプライベートな話も飛び出すくらいに打ち解けることができました。
ただし、この打ち合わせを楽しめたのは、こちらが夫婦2人だったからだと思います。1回の打ち合わせにつき、短くても2時間、長くて5時間かかります。もしも小さな子どもがいて、何度も打ち合わせに通うとしたら・・・。 想像するだけでゾッとします。
もちろんキッズスペースは充実していましたが、子どもが5時間待つのは無理でしょう。もし今、我が家の3歳・5歳の兄弟を連れて行ったとしたら1時間おとなしくしていられたらよいい方かな、と思います。 「結婚2年目、子ども無し」は、やはりマイホームを建てるにあたってちょうど良い時期だったようです。
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キッチンの仕様を決める
注文住宅の中で私が何よりも楽しみにしていたのは、女の城である「キッチン」。ここについては夫に一切口出しさせるつもりはありませんし、夫も了承してくれました。 外壁・壁紙・床等は打ち合わせブース内で見本やカタログを見て決めていきましたが、キッチン・お風呂・トイレ・洗面所はそれぞれショールームを回り、気に入った物を選んでいくことになります。
ハウスメーカーと提携しているメーカーであれば割り引いてもらうこともできるようですし、提携していないメーカーについてもハウスメーカーに相談することで何かしらの特典が付くことを教えてもらいました。 さて、初めてのショールーム回りは営業マンが同行してくれたので安心。
さて、「私の」キッチンを探しましょう! 提携しているメーカーの場合はハウスメーカーから前もって設計図の情報が送られているので、自分たちの家に合ったサイズかどうかを確認してもらうことができます。 引き出しの数・形、作業台の広さ、シンクの種類など、メーカーによって違いがあるので、何店舗か回って好みのデザインを選びます。
ここで「キッチンの作業台でパン生地をこねたい」と思っていた私は、シンクの水道の位置、コンロまでの距離を見比べ、できるだけ作業台が広いデザインのものを探しました。 設計図を描いてもらう時点でマイホームのキッチンは対面式と決めていたので、ショールームにあるL字のキッチンやアイランドキッチンには目もくれず、対面式のキッチン方面に向かいます。
「パン生地をこねられる作業台のある対面キッチン」とかなり条件を絞っていたので、いくつかのショールームを回った中で最も希望に合ったキッチンに決めましたが、それでも作業台はステンレス?人造大理石? 引き出しの色は?など、まだ決めなければならないことが山ほどあります。
「広い作業台のある対面キッチン」と、かなり条件を絞っても最終決定に至るまでに時間がかかったので、特にこだわりや希望がない場合は、なかなか決められないかもしれません。 システムキッチンと共にキッチン背面の棚の収納も決めていくのですが、これもカラーバリエーションが豊富で悩んでしまいます。
我が家は床がダークブラウン、壁紙が概ね白だということもあり、冒険することなくキッチンも白で統一しましたが、色の合わせ方によって随分と雰囲気も変わってきます。建売物件の場合は万人受けするシンプルな色の組み合わせになっていることが多いでしょうが、万人は好まないような個性的な色合いに挑戦できるのもまた、注文住宅の良さです。
キッチンの購入を決めたショールームには洗面台やお風呂なども展示してあり、そこで見かけたとても格好の良い洗面台が気になって仕方がない様子の夫。 ただし、なかなかよいお値段だったことと、我が家の洗面台設置予定の位置に入れてみると、若干隙間ができてしまうということで即決できず、念のため候補としてその洗面台のパンフレットをハウスメーカーに送ってもらうことにしました。 数か月後、その洗面台を選ぶことになるとは、この時の私達には知るすべもないのでした。
バスルームの仕様を決める
前回、営業マンに「ショールーム回りのコツ」をしっかりと学びました。
設置場所のサイズを明確にしておく
どんな感じにしたいのか、前もってイメージしておく
しっかりと時間の取れる時に行く
また、ハウスメーカーと提携していないショールームに行く場合は、前もってハウスメーカーの営業さんに連絡しておいた方が良いです。そうすれば、設計図や設置場所についての詳細な情報を伝えておいてくれるので、その後の話がスムーズに進みます。
事前に最低限の準備をしておかないと、せっかくショールームに行っても何も得るものがないまま帰ってくることになり、時間ばかりが過ぎて行ってしまいます。 建てるのに時間を要する注文住宅ですから、少しでも時間短縮するためにも、前もってできることはしておきましょう。
さて、夫婦2人で訪れたショールームの中で衝撃的だったのは、某大手家電メーカー。 バスルームを選ぶために出かけたのですが、とにかく広い。リビングショールームということで、システムキッチン、バスルーム、洗面台、トイレ等々、住まいに関する様々な商品が展示されており、もはやアミューズメントパークのようでした。
本物のキッチン・トイレなどが所狭しと並んでいるので子どもも楽しめるとは思いますが、親は子どもがいたずらしないように追いかけなければならず、1時間も滞在すると疲れてしまいそうです。 今回はお風呂を選ぶために出かけたのですが、「バスルーム」と言うだけあって、「ルーム」ごとセットで販売しているということ。
つまり、浴槽から壁・洗い場・シャワー・水道等が全てセット。 選んだ「バスルーム」をそのまま設計図通りに設置場所にはめ込むような形だそうです。そのため、天井の高さによっては設置できなかったりするということなので、設置場所の事前確認は必須です。
バスルームを選ぶにあたり、浴室乾燥機能付き、ドアは折り畳みではなく1枚ドア、浴槽はライトカラー、壁はダークカラーと、前もってある程度条件を決めていた私達。 そのお陰で数あるバスルームの中から何点かに絞ることができ、さほど時間をかけずに決めることができました。
この条件を挙げる時に役立ったのが、実家が転勤族だということで今までの人生で何度も引越しを繰り返してきた私の経験。「浴室乾燥は雨の日の洗濯を考えると絶対に付けたい」「折りたたみのドアは細かいところの掃除が大変なので1枚ドアの方が良い」「黒っぽい浴槽はゴミが浮かんでいるのが分かりにくいので私は嫌」等々、これまで使ってきた「バスルーム」の良いところ・悪いところから、自分の好みの条件を決めたのです。 この時ばかりは「転勤族で良かった」と思いました。
トイレ・洗面台を決める
2週間に最低1度は打ち合わせをしていたので、夫婦2人でゆっくりと出かける時間もありません。たとえ少し時間が出来たとしても、遊びに行く先々にある住宅関係のショールームが気になって寄ってみたり、他の展示場が気になったりと、なかなか遊びに集中できません。
この時の私たちは、仕事をしている時間を除くと、ほぼマイホームのことを考えていたと言っても過言ではありません。 そんな折、某有名トイレメーカーのショールームを発見。以前他の店舗には伺ったことがあったので、「ひょっとしたら品ぞろえが違うかも」と思い入ってみることにしました。
温水洗浄便座が大好きな夫。そして異常に時間(時計)にこだわる夫。 新居のトイレを選ぶにあたり夫が挙げた条件は、もちろん温水洗浄機能付き(メーカーの指定あり)、そしてその操作パネルに時計が付いていること。私はトイレに関して特にこだわりは無かったので、ここは夫に任せることにしました。
家のトイレといって想像するのは、ジャーっと流すと便器の後にある水道から水が出て、そこで手を洗うという形のもの。手洗い後の水がタンクに貯まり、次に流す時にその水が使われます。 それがごく一般的なものだと思っていましたが、時代が変わればトイレも変わり、タンクレスタイプやウォシュレット一体型トイレなど、私の知らぬ間に様々な種類のトイレが登場していました。
さすが、新製品はスタイリッシュ。思わず目を引かれますが、夫は冷静に条件を満たすものを探します。どのタイプも温水洗浄は標準装備のようなので、問題は操作パネルの時計の有無。 まず、夫が大好きな青のLEDライト付きの操作パネルを発見。
しかし、時計が付いていないため却下。「タンクレスにして、別に手洗い場を付けたらオシャレだよね?でもトイレを出たところに洗面所を作る予定だから必要ないか」等々。 決める気持ちで来ていないショールームでは決まらないものです。
その数日後、ハウスメーカーでの打ち合わせにて、トイレのカタログを見てみることになりました。トイレメーカーがこのハウスメーカー仕様に作ったトイレのカタログだそうで、もちろん夫が指定したトイレメーカーもあります。
カタログだけを見て選ぶのは夫の性格上嫌だったと思いますが、前もってショールームで見ていたこともあり、実物のイメージも湧きやすく、意外とすんなり決まってしまいました。 もちろん操作パネルには時計が付いています。
洗面台については、キッチンの購入を決めたショールームで見たものが忘れられない夫。念のためもう一度見に行き、壁との間に隙間ができてしまうことについては気になるものの、やっぱり諦められないということで決定。
2か所ある洗面台のうちの1か所に置くことになりました。もう1つの洗面台はハウスメーカー仕様に作られたものだということで、こちらは隙間ができないということです。 何でもピシッと並べるのか好きな夫。リモコンも背の順に並べたがるような夫なので洗面台の隙間は相当気になると思いますが、そんなポリシーすらも曲げてしまう家作り。
マイホームが完成するまでに、あと幾つポリシーを曲げることになるのでしょうか。
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仕様の打ち合わせ、終盤
打ち合せも終盤となり、照明・エアコンなどの備え付けの家電や、カーテン・ブラインドなどのインテリアを選ぶ段階になりました。今度の担当は女性。男性に囲まれてバリバリと仕事をこなしているデキル女子です。
まずは照明。デキル女子と設計士さんとともに決めていきます。図面とカタログ、施工例を照らし合わせながらイメージに合った照明器具を選んでいくのですが、ちょうどLED電球の種類が増えてきた時期でもあり、場所によってはLEDをおススメされました。
その結果、リビング・ダイニングにはLED電球と蛍光灯を使い、蛍光灯は間接照明として使用することにしました。その他の部屋については、将来子どもが勉強する時に使うであろう子ども部屋には昔からあるような蛍光灯のシーリングライトを選びました。
和室は天井に埋め込むタイプの電球、寝室にも同じ埋め込むタイプの電球を使うことにしました。ちなみに、電球は天井の真ん中ではなく端の方に配置することでオシャレな感じに仕上げていきます。 今まで住んできた家には、子ども部屋に設置するような蛍光灯の照明器具しかなかったので、世の中にはこんなにも様々な種類の照明器具があるのかと驚きました。
間接照明
照明に続き、エアコンです。主寝室、子ども部屋、和室と、グレードの差はあるものの全て壁に取り付けるタイプのエアコンをパンフレットから選んでいきます。 まず、リビングとダイニングのためのエアコンの設置予定の場所は、ダイニング。
ただ、ダイニングの天井がリビングに比べてやや低めの設計になっているのです。 そのため、ダイニングの壁にエアコンをつけると、頭上に迫る感じになってしまいます。 私は「どうしても違和感のある位置にエアコンは付けたくない。しかし、設計上ここ以外に付けるのは困難。うーん」と悩んでいると、同席していた設計士さんから「実は、天井に埋め込むタイプのエアコンがあります」という話が!
天井に埋め込むタイプならばダイニングのイメージを崩すことなく設置できます。しかし、世の中そう上手くは行かないもので、「ただし、金額がかなり上がります」というおまけがついてきました。 金額を取るか、見栄えを取るか。
考えた結果、私達が選んだのは見栄え。「人が集まるリビングに違和感がないようにしたい」という判断です。その結果、業務用のような格好のよい天井埋め込みタイプのエアコンの設置が決まりました。
天井埋め込みタイプのエアコン
家具・家電探し
エアコンや照明等の備え付けの家電についてはハウスメーカーで選びましたが、その他の家電(テレビ、オーディオ、電話等々)については家電量販店を回るなどして自分たちで何とかしなければなりません。ただ、一応「その他の家電もハウスメーカー割引が効くのでは?」とインテリア担当のデキル女子に聞いてみたところ、「何とかなるかもしれません」とのお返事。
通常業務外のお願いをしたのにも関わらず、その後の打ち合せの際に、金額調整ができそうなテレビやテレビ台のパンフレットを小脇に抱えて現れたデキル女子。天女のように見えました。 そのお陰で本来は自分たちで考えるべき家電も、プロに相談することとができて、大変助かりました。 やはり場数を踏んできたプロのアドバイスは為になりますね。
そんなデキル女子の本来のお仕事はインテリアの提案。 インテリアについてもこれまでと同じようにパンフレットや見本を参考にして決めていくのですが、これまでと違うのは「提案」という形。
窓やドア、お風呂やトイレなど家の構造に関わってくるものを選ぶ場合はハウスメーカーを通す必要がありますが、例えばカーテンはレールさえ設置してもらえば自分たちでどうにでもできます。 「好みの布地を購入して自分で作りたい」「ホームセンターで安く済ませたい」場合などは無理にハウスメーカーに注文する必要はないのです。
お金をかけずにインテリアをそろえる手段は幾つもありますが、「せっかく注文住宅を建てるのだからとことん格好良くしたい」と思っていた私達は、デキル女子の「提案」の中から好みのものを選ぶことにしました。
ダークブラウンと白を基調とした内装にする予定のマイホーム。家具も黒や茶のように落ち着いた色のものを選びたいという私達の意見をベースにして、ソファやベッド、ダイニングテーブル・チェアを提案してもらいます。
家具と言えば「お値段以上」のあのお店か、電車の車内広告を出しているあの家具店かな?と思っていた私達ですが、デキル女子が持参した書類やパンフレットに書かれていた家具メーカーは全く聞き覚えがないところでした。 全く知らない家具メーカーでしたが、デキル女子のおススメなので、百聞は一見に如かず、その家具メーカーへ行ってみるとにしました。
家具のパンフレット
まずはベッド。 ベッドはデキル女子イチオシのダブルクッションにしようと決めていたので、紹介してもらった某高級家具店へ夫婦で出かけました。 都内の一等地にある家具店ということでそれほど広くはありませんでしたが、高そうなベッドがズラリと並んでいます。
ダブルクッション目当てに来たものの、せっかくなのであれこれ転がってみる夫。 どれも寝心地が良いようで、放っておいたらそのまま眠ってしまいそうな勢いでした。 当初の予定通りダブルクッションを選びましたが、クッションの硬さやヘッドボードの種類など決める項目がいくつかあるため、やはり短時間では終わりません。
ベッド以外の家具は別の日に県内にある大きな家具店へ。かなり広い家具店なので、目的をしっかり持って出かけないと時間ばかりが過ぎてしまいそうな感じです。 ここではダイニングテーブル・チェア、リビングテーブル、ソファーを決めてしまう予定です。
ハウスメーカーからの紹介で来ているということもあり、家具店の方が最初から最後まで案内してくれます。どれもこれも素敵で目移りしてしまいますが、注文住宅のサイズに合ったものを選ばなくてはなりません。 また、近々子どもが生まれるということもあり、テーブルは角が丸いものを探し、候補に挙げていきます。
その家具店のショールーム内を一通り回ると、今度は商談スペースへ。候補に挙げたものの中から購入するものを決めていきます。 マイホーム計画がスタートしてからというもの、金銭感覚がおかしくなってしまった私達。この段階になると「お値段以上」の家具屋さんならこの半額以下で買えそうな家具でも、悩まずに即決できるようになっていました。
普段なら「他の店もみてみようか?」となりそうなところですが、あれこれ回るのが面倒になり、最後はもはや、やっつけ仕事。 そんな家具でも、現在満足して使うことができているので結果オーライです。
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注文住宅の打ち合わせ 最後
打ち合せもあと少し。家中のコンセントの位置を決めていきます。 数年前に注文住宅を建てた先輩夫婦から「コンセントは後付けできないから、多すぎるくらいに付けた方が良いよ」と言われていたこともあり、図面を見ながらあちらこちらにコンセントの位置にチェックを入れてもらいました。各部屋に2~3か所、廊下、階段にも数か所ずつ。これだけあれば十分でしょ?
ちなみに後日談ですが、十分すぎるほど付けたと思っていたコンセント、結果的に足りませんでした。ほどんど使っていない場所もあるので数的には足りていたかもしれませんが、付ける場所に問題があったようです。
作り付けの棚の横やキッチンカウンターには1ヵ所と言わず数ヵ所付けるべきでした。テレビの後ろは結局たこ足配線になるので最初から数個付けておけば良かったな、後悔しました。 図面の状態で実際に生活した時の様子をイメージすることはなかなか難しいのです。
さて、今度はカーテン。これも様々な種類があるため悩んでしまいます。カタログやサンプルを見ながら、寝室・子ども部屋のイメージに合った色・柄を選びました。今までカーテンについてあまり考えたことはありませんでしたが、ヒダの数を変えるだけで随分と印象が変わってきます。
カーテンのサンプル
ヒダを増やすと高級感が出ますが、それと共に金額も跳ね上がりますから、部屋の用途によって使い分けると良いようです。 リビングと和室にはカーテンではなくブラインドを付けることにしました。人が集まるリビングは、格好の良さを重視してダークブラウンのウッドブラインドを、和室の窓には和紙のような素材でできたブラインドをチョイスしました。 ブラインドもまた種類が多く選ぶのに苦労しましたが、何だかとってもおしゃれな感じになりそうですよ。
和室に取り付けたブラインド
最後の打ち合わせは外構です。外構を依頼するのも同じハウスメーカーなのですが、建物とは別のくくりになるようで、外構担当の営業さんがやって来ました。 外構工事は建物が出来上がってから行うため、現段階で詳細まで詰める必要はないということ。特に我が家は建物が完成してからすぐに住むわけではなかったので、急いで打ち合せをする必要は全くありません。
大まかな方向性は決めてしまいますが、表札や郵便ポストのデザインなどの細かい部分は、建物が完成する頃に決めることになりました。 ここで「家を建てる前から広い庭はいらない」と思っていた私。庭があると雑草や虫と戦ったり、植物を管理したりと手間がかかります。
私の性格上、庭は作らない方が良いと判断し夫に提案すると、何の迷いもなく可決されました。さすが夫、分かっていますね。 そうは言っても全ての壁が隣家と密着している訳ではないので、どうしてもある程度の庭ができてしまいます。狭い庭ではありますが何もせずに放っておく訳にはいかないので、どのように処理するのかを決めます。
コンクリートにするのか、土で埋めるのが、砂利を敷くのか。いくつかの選択肢の中で私が選んだのは砂利。コンクリートよりは安価で、土よりは管理しやすいはずです。防草シートを張り、その上から砂利をまくそうです。
その他には、家と道路の境目をレンガにすること、駐車スペースのコンクリートの隙間には玉竜という植物を植えることが決定。後は建物が完成してから最終的な打ち合わせを行います。 さて、外構を除く打ち合わせは終了。
玄関のレンガ
着工するまでにすること
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