冷蔵庫やダンボールについて

荷造りのコツ

引越しが決まったら、使わない物からどんどん荷造りしていきましょう。 ダンボールは引越し業者が無料でサービスしてくれますから、これに使用頻度の低いものから詰めていきましょう。 ここで、普段の生活に邪魔にならない場所を梱包済みのダンボール置き場に決めて、引越しまでそこにどんどん積んでいきましょう。

そして、荷造りが済んだダンボール箱には、中に何が入っているのか、引越した先のどの部屋に運んでもらうのかを書いておくと便利です。

例えば、①一階寝室、②一階居間、③一階洗面所、④キッチン、⑤一階納戸、⑥二階寝室、⑦二階トイレ、⑧二階和室、⑨二階洋室Aなど

こうしておくと、引越しの際に誰が見てもすぐにわかりますから、作業もスムーズに運びます。 また、紛失防止の為に箱に順次番号を振っておくのもお勧めです。 さらに、小さなノートなどに、詰めたダンボール箱の内容と番号を控えていくとより便利です。

次に、破損等を避けるため、割れ物や壊れやすいものには、箱にその旨の注意を書いておきましょう。 こうしておくことで補償などのトラブルも最低限に抑えられます。 箱に物を詰める際、ついつい重いものを大きな箱に入れがちですが、これは正しい荷造りの方法としては逆です。

重いものは小さな箱に、軽いものを大きな箱に詰めます。そうすれば、いざ運ぶ時に重過ぎて持ち上がらないなどといった失敗も防げます。 そして、引越し後、すぐに使うものなどは箱に詰めないで旅行バッグなどに入れておきましょう。

自分で運べるようにしておけば、到着が遅れて使いたいのに物がないといった事態も避けられます。 スムーズに引越しするためには、早め早めに、出来る準備は可能な限り済ませておくことが大事です。

冷蔵庫の扱い方

引越しの際の荷造りが大変なのは言わずもがなですが、特に主婦が頭を悩ませるのが台所周りではないでしょうか。 毎日使う食器、中途半端に中身の残った調味料、冷蔵庫の食材・・・。 冷蔵庫の中身は、業者の中にはクール便で運んでくれるところもあるのですが、多くは前日くらいに取り出して箱に詰めるのが普通でしょう。

まず、クーラーボックスなどを用意して詰めておきましょう。 こぼれやすい使いかけの調味料などは思い切って処分して、転居先で新たに購入するのもひとつの手です。 そして、ゴミの処分はゴミの日に合わせて早めに済ませ、ゴミを持って引越しする羽目にならないよう気をつけましょう。

次に、冷蔵庫の中を空っぽにしたら、前日から電源は切っておく必要があります。 当日にあわてて切ると霜などがついていた場合、搬出途中に水が漏れたりして大変です。 また、引越し後もガスの関係で、約1時間くらいは電源を入れない方がいいといわれています。

このように、台所回りでも特に冷蔵庫の扱いは難しく、「運び出す場合も絶対に横にしてはいけない」などの制約があります。 できれば自分たちで運ぶより業者に任せる方が賢明です。

荷物を処分する

引越しは荷物を減らす大きなチャンスです。 出来るだけ不要なものを減らし、必要なものだけを新居へ運ぶように工夫する事で、時間も梱包の手間も大幅に減らす事ができるでしょう。

普段はなかなか捨てられないものでも、引越しを好機と思って捨てる努力をしてください。 まずは、リサイクルショップやオークションなどに売れないか考えてください。 そこそこの数があれば、業者への心づけ分くらいの費用は捻出できます。

また、業者に不要な家具を引き取ってもらうという方法もあります。 オプションサービスとして行っている場合が多いので、業者に確認してみてください。 特に、引き取り専門のリサイクルショップなら、通常、無料で見積もりも出してくれますから、一度行って話だけでも聞いてみることをお勧めします。

さらに、梱包を工夫する事でゴミを減らす事も可能です。 例えば、割れ物を詰める時、よく新聞紙などで包んでから詰めますが、これをタオルで代用してみます。 すべての食器をタオルで包めば、荷物がひとつ減った上に新聞紙のゴミも出ず、一石二鳥です。

こうすることで、当日の荷物を少しでも減らす事で、時間も短縮でき、自ずと費用も安く済むことになります。

ダンボールを節約するコツ

今はお金さえ出せば、すべてを業者にお任せする事が可能ですが、引越しにはただでさえお金がかかるもの。 できれば少しでも安く上げたいと思うのは、誰しも同じではないでしょうか。 そこで、節約ポイントをご紹介します。

まず、引越しではダンボールが必要になります。業者がある程度はサービスしてくれますが、それですべて賄えたという人は少ないというのが現状です。 足りなければ追加をお願いする事になりますが、追加料金が必要な場合もありますし、頼んでもなかなか持ってきてくれず間に合わないといった事もあります。

そこで、近所のスーパーなどで調達する方法もありますが、今ひとつ耐久性に欠けたり大きさがまちまちだったりで、使い勝手が良いとはいえません。 こんなとき、ぜひお勧めしたいのが衣装ケースです。

空の時はコンパクトに畳んで収納できますし、かなりしっかりしているので重いものも大丈夫です。 中も良く見えますので、いちいち開けて確認する必要もありません。 運んできてそのまま、押入れやクローゼットにしまうことも可能です。

また、ダンボールのように回収してもらう必要もないし、一時的にゴミとして保管する必要もありません。 このように非常に便利なすぐれものですが、更に便利なのが底に車輪のついたタイプです。 重い物でも楽勝です。

当日に気を付けること

当日は、予め段取りを考えてスムーズに作業が終わるようにしたいものです。 多くの場合、引越しは朝から始まり、いつ頃終わるかの予定はまずわかりませんから、片手間に食べれるおにぎりやサンドウィッチなどを準備しておくと食事の手間が省けて便利です。

尚、心づけを渡す予定なら、早めに準備して業者が来たらすぐに渡せるようにしておきましょう。 まとめてリーダー格の人に渡しても構いませんし、一人一人別に渡しても良いでしょう。金額に決まりはありません。

きちんとした業者なら心づけの如何で作業態度が変わるようなことはありませんが、渡す事で少しでも気持ちよく頑張ってもらえるならしめたものです。 丁寧に作業してもらえるためにも心づけは、終わってからよりも始める前に渡した方が効果的です。

搬出が始まったら、作業自体は業者の人たちに任せましょう。それらに関しては彼らはプロですから下手に手伝うとかえって邪魔になります。 それよりも、家財などについた傷を伝えたり、取り扱いに注意が必要なものがあればそれをお願いしたりするようにして下さい。

搬出がすんだら、積み残しがないか部屋をチェックします。 すべて運び出したら、各部屋の掃除をします。 再度、訪問しての掃除が不可能な場合は、事前に大体の掃除を済ませ、退去時には簡単な掃除できれいになるようにしておくと良いでしょう。

ここで、退去後の部屋の状態によって、どの程度敷金が戻ってくるかが決まるので、お世話になった感謝もこめてきれいに掃除して退去するのががマナーです。

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