5社の料金の差は62000円でした
去年、私たち家族4人は東京から千葉の市原市に引越しすることになりました。 今回が2回目です。 実は1回目では、何も考えずに地元の引越し会社を利用しました。
1回目は、午前中から引越しを予定していたのですが、時間が押しまくりで午後2時にやっと来てくれたということがありました。
そんな苦い経験があったので、今回は、一括見積りを利用して安くて丁寧に対応してくれる会社を見つけようと思いました。 実際に一括見積りを利用すると、大手を含めて5社から見積りをしてもらえました。
今回の移動距離は、約50㎞でマンションから一戸建てへ。 尚、見積りしてもらったら5社の中で最も高かったのが153000円、最も安かったのは91000円でした。
初めて一括見積りをしてもらったのですが、こんなにも料金に差が出るとは思っていませんでした。 そして、5社の中でも最安値の91000円と3位の料金(124000円)を提示してくれた業者2社に話を聞くことにしました。
まず、最安値の91000円の業者は、朝9時から開始で3人体制(正社員2人、アルバイト1人)でしてもらえることがわかりました。 料金については、91000円から3000円安くしてもらい、88000円でしてもらえることになりました。
もう1つの会社なのでが、こちらも3人体制(すべて正社員)でした。 料金に関しては「116000円が限界です」と教えてもらいました。 そのかわり、「サービスはいろいろ付けさせてもらいます」と言ってもらいました。
どちらの会社も丁寧に対応してもらったので迷いましたが、これだけ料金に差が出てしまったので、最初の最安値を提示してくれた会社にお願いすることにしました。 引越し当日は、2人の社員、1人のアルバイトが来てくれました。
尚、搬出の作業をする前に、社員の方が「1人アルバイトがいますが、私たちがしっかりフォローしますのでご安心ください」と言ってもらい、しっかりしていると感じました。 そして、マンションからの搬出は3時間程度で終えることができました。
今回は、料金・スタッフの対応どちらもよかったので満足しています。
目次
私が一括見積もりを利用したわけ
引越しが一番多いのはやはり1~4月です。 1~4月は、就職や入学、転勤などによる引越しが多いですが、同じ引越しでも、慣れた環境を離れる少し寂しい引越し、または新生活への期待感に燃える胸はずむ引越し、人によって様々な思いを抱えている事と思います。
ただ引越しが決まったら、感傷に思い悩んだり、楽しい想像に夢を見ている時間はありません。 役所への手続きから住居の手配、果ては電気・ガス・水道新聞の手続きに至るまで、やらなくてはならない事が山積みです。
まず、転居先と時期が決まったら、業者を決めなければなりません。 皆さんはどうやって業者を見つけるのでしょうか。 特に初めての引越しの場合は悩みます。 私が一番最初に引越しをしようと思ったときは、「どこの会社を使っても同じでしょう」と思っていたので、地元の会社を利用しました。
そして、その会社が見積りしてくれた料金が普通だと思っていました。 しかし、実際には料金が高かった割りにはスタッフの対応や作業効率が良くなく、作業開始時間が遅れるなどのトラブルがありました。
そこで、次に引越しでは、1回目の教訓を生かして、一括見積りサービスを使って「評判がよい」「料金が安い」ところを探すことにしました。 尚、一括見積りサービスは、必要事項を記入するだけで、参加各社の見積りを一斉に出してもらう事が可能です。
ちなみに自分が希望しない限り、いちいち家に来てもらうこともなく、また断る際も気まずい思いをする必要もありません。 一覧表で多くの会社を比較できて選べますから、非常に便利です。
今回、利用した一括見積りサービスです
引越し会社を選ぶ前に確認する4つのこと
見積りするとき
初めての引越しの場合、何を基準に会社を選べばいいかわからない人が多いと思います。 リサーチ会社の統計を見ますと、やはり安さで会社を選ぶ人が圧倒的のようです。
家具や家電品の買い足しなど、引越しにはただでさえ出費がつきものですから、料金は出来るだけ抑えたいと思うのは誰しも同じです。 ただ、安ければ良いというものでもありません。
仕事が雑であったり、事故の際の補償等がしっかりしていなかったり、後から色んなオプションがついた結果、かなり予算オーバーになったというケースもあります。 見積りの段階で、サービス内容を詳細にチェックする事が必要です。
ここで、見積りの際に見落とし勝ちなのが高速料金です。近距離の場合は関係ありませんが、遠距離で高速道路の使用が必須の場合、見積り金額の中に高速道路の料金が含まれているかどうかちゃんとチェックしておきましょう。
後から別料金で請求され、それがかなり高額だったという話もあります。 そういう細かい点を比べるためにも、見積りは1社だけでなく、最低でも3社程度は依頼するべきです。
数社に話しを聞き、見積りを並べて見ることで、気付かなかった点もよく見えて来るようになります。 ちなみに、安く上げようとして業者に依頼せず、友人や知人に頼んでしまう人がいますが、これはお勧めしません。
所詮素人です。大事な家財や家に傷を付けたり、段取りが悪くとんでもなく手間がかかったり、トラブルの発生率は格段に高くなりますし、金額的にもかえって高くついたという結果にも繋がります。 その内容によっては、その後の付き合いにも影響を与えかねません。 やはり、引越し作業は専門業者に任せるほうが一番です。
会社に依頼するとき
会社に依頼する場合、まず見積りを出してもらう必要があります。 料金計算のポイントは距離、時期、荷物の量です。 ネットで一括見積りサイトを利用して、少なくとも2、3社に見積りを依頼します。
その後、依頼した会社から連絡が来ますから、電話やメールだけで済ませないで、ちゃんと家まで来てもらって正確な見積りを出してもらいましょう。 電話やメールだけで荷物の量を伝えるだけではきちんとした見積りを出すのことはできません。 トラブルを避けるためにも、必ず家に来てもらいましょう
また、1社だけではその見積りの金額が安いのか高いのかわかりません。数社を並べて比べる事で特徴も良くわかり、さらに、競争させてより安い金額を提示させることもできます。 1社だけではなかなか値引きの交渉も困難ですが、ライバルの名前を出す事で、すんなり値引きが通ることも多いです。
そして、見積りが出たら、「荷物の量や来てもらうトラックの大きさに間違いはないか」「ダンボールなどの無料サービスはどれくらいあるのか」「不要であればどの程度値引きしてくれるのか」などを細かく確認しておきましょう。
後で文句を言ってもクレームにしかなりませんから、事前にわからない事はどんなことでも説明を受け、十分納得してから依頼をするようにしましょう。
日取りを決めるとき
普段は全く意識していなくてもそこは日本人、慶事や弔事、また何か新しいことを始める時など、急に暦が気になりだす人も多いです。 暦とは六曜のことで、大安、仏滅、赤口、先負、先勝、友引の六つに分けられます。 引越しの場合も暦が気になる人は多く、引越しの日取りは、大安や友引が特に人気があります。
逆に「暦など全く気にしない」という人にも暦は利用価値があります。 なぜかというと、仏滅は料金を割安に設定している場合が多いからです。 一般的に、仏滅は何をするにも嫌われる日ですから、その日に依頼する人はあまりいません。
けれど業者は開店休業状態になるくらいなら、通常の半額でもいいから仕事を受けたいのです。 まあ、本人が良くても周りから止められる場合も多いですから積極的にお勧めするわけではありませんが、本当に全然気にならないなら、仏滅は料金を安く上げるチャンスです。
また、3、4月などは引越しする人が多いので、業者も超多忙です。 できればこの時期は避けた方がいいのですが、都合がつかない場合は、できれば1ヶ月以上前には予約を入れるようにしましょう。
この時期は人手も足りなくなる為、雇うアルバイトの数も増える傾向にあります。 社員と比べるとどうしても効率は悪くなりますし、同じ日に扱う件数も多いので、引越しの開始時間が遅れることがあります。
そのようなことを避けてスムーズに引越しができるようにするためにも、早めの予約がとても重要になってきます。
追加料金が発生するかどうかの確認
料金は、きちんと見積もりを出してもらっていれば、基本的に追加料金などは発生しません。しかし、いくつか例外的なケースもありますので、ぜひ頭に入れておいてください。 どういった場合に追加料金が発生するかというと、業者に想定外、予定外の仕事が加わった場合です。
例えば、道が狭くて用意したトラックが通れないとか、玄関や階段が狭くて運んだ荷物がそこから搬入できないなどといった場合です。 また、エアコンの取り付けを依頼する場合も追加料金が必要となる場合があります。
エアコン取り付けの際にガスの充填やパイプの延長が必要になる場合があるのですが、これは実際に取り付けてみないとわかりませんので、必要になった場合は追加料金という形で支払いが発生します。
いずれにしろ、当日になって慌てる事のないよう、見積りの際に万一、追加料金が発生した場合、追加料金の上限はどれくらいなのか聞いておきましょう。そうすれば、後でトラブルになったり嫌な気分を味わう確率がグンと減ります。
引越しの梱包を自分でするときの2つのコツ
引越し費用を安く抑えたいなら梱包は自分でする必要があります。 基本的な荷造りの仕方については準備の荷造りから当日までに書きましたので参考にしてください。 このページでは、今まで10回引越しした経験から学んだ梱包の2つのコツをご紹介します。
1つ目のコツは「最初に開ける箱」を作ることです。この箱は、文字通り引越し先で「最初に開ける」ための箱で、荷物を搬入する時にすぐに必要になるものを入れておきます。たとえば、軍手、カッター、段ボールをまとめるための紐、ドライバー、家電のマニュアルと家電のコード類です。
ちなみに「家電のコード類は、それぞれの家電につけておく方がよいのでは?」と思われる方もいることでしょう。確かに購入時の家電を梱包していた箱を持っているなら、その箱にキレイに家電とコード類をすっきり収納できますが、普通の段ボールだと家電とコード類をすっきり収納させるのが一苦労だったりします。
ということで、家電のコード類はジップロックなどのフリーザーバッグに家電ごとに分類して入れてから段ボールに梱包するようにしましょう(フリーザーバッグには家電名を記入しておくのを忘れずに)
2つ目のコツはタンスや小物入れに入っている洋服や小物についてです。 まず、タンスや小物入れの引き出し(洋服や小物が入った状態で)を上から順番にスマホやデジカメで撮っておきましょう。 それから引き出しごとに洋服や小物を大きな袋に分けて入れてから、段ボールに梱包します。 こうしておけば、搬入先でタンスや小物入れにスムーズに洋服や小物を元通りに収納することができます。
ただ、引越し経験者であれば誰もが口をそろえて言うこと。
「引越しの梱包ってすごく面倒くさい」
確かに面倒。家の中にあるものすべてを緩衝材で包み、段ボールに詰める。やっと新居へ運んだと思ったらすぐに荷解き。 こんなに面倒なことをするくらいなら、「一生このままこの家に住んでやる」と思う人すらいるのではないでしょうか。
そんなときは荷造りや荷解きをおまかせできるサービスをオプションで付けるようにしましょう。 もちろん、オプションサービスを付ければ、追加料金がかかってしまいますが、この場合でも一括見積りをしてから引越し会社を比較し値引き交渉をすれば、1~3万円程度は安くなるものなので、一括見積もりを上手に活用しましょう。
引越し侍(一括見積りサイト)の公式情報です