自分で荷物整理と運び出しをする

社会人3年目だった私は思い切って仕事を辞め、広島県広島市のワンルームマンションから福岡県福岡市のシェアハウスへ移り住むことにしました。。 尚、今回は、業者には依頼せず、自分一人で引っ越しをしました。それでは、福岡市のシェアハウス探し、広島のワンルームマンションから福岡のシェアハウスへ引っ越しするまでのことをご紹介します。

福岡市のシェアハウスを探す

シェアハウス選びのポイント
普通のマンションを探す際は、立地や家賃、室内の設備、間取り、セキュリティなどで決めることが多いかと思いますが、シェアハウスの場合、シェアハウス内のルール、入居者の年齢層、男女比、男性専用、女性専用、外国人入居OKかどうかなどの条件がプラスされます。住む人数も3~10人など幅があり、3LDKのアパートから3階建ての一軒家など、様々なタイプの物件があります。 また、部屋のタイプも個室とドミトリー(複数人で同じ部屋)とがあります。私の場合は、立地、女性専用、家賃、個室、駐車場の有無がシェアハウス選びの大きなポイントでした。

シェアハウスのメリットとデメリット
シェアハウスに住もうか迷っている方にメリットとデメリットをご紹介します。 まずメリットから。 家具や電化製品は基本的に備え付けがあるので初期費用が抑えられること、何かあったときにお互いに助け合えるため安心して暮らせること、普段出会わないような人と出会えること、生活用品などはシェアのため一定の費用以外は掛からないこと、光熱費、水道代が一律で変わらないことなどが挙げられます。

次にデメリット。 他人と住むため人間関係のもつれが起こる可能性があること、それぞれの生活スタイルがあるため生活音などの問題、ルールを守らないといけないことで縛りが出てくることなどが挙げられます。 ということで、シェアハウスは「人と住むことが苦手」という人には絶対におすすめ出来ませんが、「初めての1人暮らしが不安」や「生活費を抑えたい」という方にはおすすめです。

大家さんと連絡を取る
住みたいシェアハウスが見つかった後は、大家さんとコンタクトを取ります。基本的に不動産などの仲介はなく、直接大家さんに連絡を取ることがほとんどです。(中には大家さんではなく、シェアハウスに住んでいる人が代表で入居者の対応をしている場合もあります)空き状況の確認や大まかな概要、可能であれば見学に行く日程調整を行います。

見学の日に、シェアメイトが在宅していれば、どんな人たちと一緒に住むのか知ることもできます。勢いで決めることも大事ですし、正直、住んでみないと分からないことの方が多いとは思いますが、しっかり下調べをした方が、安心して引っ越しできるでしょう。

もし、見学したシェアハウスが気に入ったときは、入居希望日を伝えましょう。 普通は早く空き部屋を埋めたいと思う大家さんがほとんどなので、すぐにでも入居ができる人を優先します。 ただ、大家さんに相談すれば、入居の3ヶ月程前から部屋を抑えてくれる場合もあります。 もし、入居が数ヶ月後になる場合は、一度、大家さんに相談しましょう。

引っ越しに必要なことリストを作る
シェアハウスが決まり、引っ越しの2ヶ月前になったら、次は引っ越しに必要なことリスト、やることリストを作ります。あまり早く書き出しても忘れてしまうので、2ヶ月前がちょうどよいかと思います。今回、私は自分で引っ越しを行うことにしたため、早いうちから荷物整理を行う計画を立てました。業者に引っ越しを頼む場合は、ぎりぎりでも何とかなるものですが、自分で運び出すとなると持って行く量も限られてきます。そのため、早々から断捨離やゴミ処理の計画を立てました。ここまでが、シェアハウスに引っ越しを決めてからしたことです。

引っ越し1ヶ月前~2週間前

不用品回収業者を利用する
引っ越しの1ヶ月前。シェアハウスに住む場合、ほとんどの家具や電化製品がシェアなので現在使っているものは不要になります。そのため、家具や電化製品をどうにかしなくてはなりません。私の場合、ほとんどの電化製品が古かったこともあり、まずは電化製品を処分をしてくれる業者を探しました。 業者が見つかったら、まず、処分にお金が掛かるのか、無料なのかを確認しましょう。 その際、どういった物なら無料で引き取ってくれるのかもしっかり確認しておきます。

市のゴミ収集や地区の廃品回収を利用する
市のごみ収集や地区の廃品回収を利用して不要になった家電などを処分することもできます。例えば、私の住んでいる地域でしたら、布団を無料で回収もらいました(ごみ袋に入る場合)。 また、炊飯器やトースターなどの小型の電化製品も廃品回収に出すことができました。 まずは、電話で問い合わせし、どんなものを回収してもらえるのかを確認しましょう。

自分でゴミ処理をする
もし、車を運転できる、または車を運転できる人が近くにいるなら、トラックを借りて直接ゴミ処理場に持って行くこともできます。 この場合、トラックのレンタル代だけで不用品を処分できるので無駄な出費を抑えることができます。

このように1ヶ月前から2週間前は、ゴミ処理の作業がほとんどでした。早く済ませておくと、後々の荷物整理がスムーズにできますよ。

引っ越し2週間前~直前

役所での手続き
転出届などの手続きは、転出する日の2週間前からできます。ちなみに引っ越しシーズンの役所は非常に込み合うため、手続きに1~2時間は平気で掛かります。 なので、早めに手続きをするように心がけましょう。

荷物の整理、運び出し
上で2週間前までにゴミ処分をしておくと、後々が楽だとお話ししましたが、この時になって実感が湧くと思います。物が溢れかえった状態だと、なにから手を付けたらいいのか分からなくなってしまいます。まずは、日常生活で使うものとあまり使わないものを分けましょう。

使わないものは早々に段ボールに詰め、できることならすぐに車に積んでしまえば部屋を占領することもありません。段ボールなどは近くのスーパーや薬局に行けば「自由にお取り下さい」などと書かれたものが見つかります。尚、段ボールの代わりにスーツケースや大きめのカバンに詰めれば、引っ越し後、段ボールを処分する手間が省けます。

掃除
荷物がどんどんなくなってくると、空いたスペースの掃除を行いましょう。 特に、水回りは水垢や水滴の跡、カビなどでとても汚れているので入念に掃除しましょう。 掃除は時間も手間もかかりますが、大家さんが点検に来た時など、恥ずかしくないようにしましょう。

電気、水道、ガス
引っ越しの日の前日に、水道、電気、ガスを止める手続きをしましょう。 水道、電気、ガスそれぞれの会社に電話にて引っ越しをすることを伝えれば、手続きをしてくれます。

人に譲る
引っ越しで不要になったものの中には、まだ使えるものもあるでしょう。 そういったものは人に譲るのもありです。 私の場合、マンションからシェアハウスに引っ越しするとき自転車やたくさん入っている調味料などを友人に譲りました。

当日

最後の荷物運びと掃除
最終日、最後の荷物を運び出します。そして、何もなくなった部屋に、掃除機をかけ、雑巾で床を拭きあげたら終了です。

鍵の引き渡しと点検
私の場合は、鍵はポスト返却、マンションを出る時間を伝えたら「そのあとに点検します」とのことであったため、非常にあっさりと済みました。

出発
たくさんの荷物を積んでいざ出発です。しっかり準備をしていたため、当日は非常に楽でした。

まとめ

今回はシェアハウスへの引っ越しだったため、家具や電化製品は持っていきませんでした。 ということで、荷物は服や小物だけ。 軽自動車1台で運ぶことができました。 掛かった費用は広島から福岡までのガソリン代(3000円)と業者に依頼したゴミ処理代(20000円)で済みました。

シェアハウスに住んでよかったこと

1人で見知らぬ土地に引っ越しすると、頼れる人がおらず心細い思いをしたことがある人もいるのではないでしょうか。 シェアハウスだと毎日、家に誰かがいて、困ったときに助けてくれたり、その土地のことを教えてくれたりするため、新生活に早く慣れることができるものです。実際、私も、シェアメイトからいろいろなことを教えてもらったため、すぐに生活に慣れることができました。

1人暮らしだと、何かあったときに1人で対処しないといけません。シェアハウスならシェアメイトがいるためいざというときに一緒に対処することができます。 実際、私がシェアハウスに引っ越しして半年後に震度6の地震がありました。 そのとき慌てて部屋を飛び出たことを覚えています。 部屋を飛び出すと、リビングにほとんどのシェアメイトが集合し、一緒にニュースを見たり、避難先の確認をしたりしました。1人暮らしでは得られない安心感を得ることができました。

シェアハウスは、様々な人が集まってきます。私の住んでいたところは、外国人OKの物件だったため、外国の様々な文化を知ることができ、非常に刺激的でした。

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