実家から旅立ちます

【引越しするきっかけ】

私は、ずっと実家暮らしで、ぬくぬくと実家に居座っていました。大学生になっても、実家から通っていました。周りの友達が一人暮らしをしているのが、少しうらやましかったのですが、一人暮らしはお金がかかる。

資金面での負担が多く、大学生の自分には無理だと思い、断念しました。しかし、就職も決まり、都内に通うことになった私。通勤時間に悩ませれました。実家は駅から離れていて、駅から家まで徒歩40分ほど・・。

さらに、通勤に2時間半くらいかかってしまい、通勤するのに疲れてしまう。朝は、早く起きて満員電車にゆられ、会社に着く頃には、ドッと疲れが・・。少しでも通勤負担を減らしたいということで、1人暮らしを決断しました。

特に新社会人は、飲み会やお付き合いが多く、帰るのも終電近く、朝は早い・・。そんな生活を、続けていくのには、ストレスが溜まります。尚、学生時代も3時間ほど通学に時間がかかったけど、働いて帰宅するのと、大学の講義を受け帰宅するのとでは、事情が違う。

疲労感が全く違うので、同じ「通う」にも限界がありました。 ただ、一人暮らしの実行には時間がかかりました。私は「女子」なので、両親の反対が大変でした。女性の一人暮らしは、危険な部分が多いのです。

「リスクがいっぱい」両親はそんな心配をして、なかなか納得してくれませんでした。 でも、疲れ切った娘の表情を見て、心配になったのでしょう。最後には納得してくれました。早速、一人暮らしするために、敷金礼金の資金を貯めておくことにしました。

具体的には、実家に2~3ヵ月住み、しっかり倹約して引越し資金を貯めることにしました。

【レンタカーを借りる】

いざ、引越しをすることになりました。私が、引越しを決断した時期は5月。4月から6月は特に、引越しシーズンです。この時期に業者に頼めば、高額な値段が掛かると勝手に思って、自分ですべてをすることにしました。

また、一人暮らのために家具や家電なども新しく揃えなくてはいけないので、費用がとにかくかかる。少しでも費用を抑えたかった私は、友人にお手伝いを頼むことにしました。 自分で引越しすることで「資金をインテリアに少しでも回すことができる」と思いました。

また、実家からの荷物はそんなに多くなかったので、家具・家電は、お店から郵送で届けてもらうことにしました。実家から運ぶ荷物は洋服やベットくらいになりました。 それなら、「自分たちでレンタカーのトラックを借りて新居に運んだ方が効率的だ」と判断し、早速レンタカー屋へ行きました。

軽のトラックレベルで大丈夫そうだったので当日に使う軽トラを予約しました。さて、荷造り開始です。段ボールはドラックストアーやスーパーなどでもらいました。 段ボールを購入する人も中にはいますが、1人分の洋服などはそんなに段ボールはいらないので、購入しなくてよいのです。

食器だってそんなに多くないことでしょう。今回は「少しでも費用を抑えたい」と思っていたので、ギリギリまで節約することに決めました。結局、段ボール6個くらいに収まりました。 尚、いらない衣類は、リサイクルショップで売りました。これがけっこうお金になります。

捨てればただのゴミだけど、リサイクルショップに持っていけば、お小遣いになります。私は、リサイクルショップで売ったお金でレンジを購入しました。

【いざ、新居へ】

気合いを入れ!まずはレンタカー屋へ行きました。すると、当時が、休日だったのでレンタカー屋はメッチャ混んでました。「みんなこれからドライブにでも行くのかしら?」いいなーなんて思いながら、軽トラをレンタル。時間は1日プランにしました。

今回、お願いしたレンタカー屋は、乗り捨てができないレンタカーだったので、往復する時間も考慮して、1日プランを選択しました。そして、実家へ車を移動させ、荷物を積み始めるが、段ボール6個くらいなのですぐ終わる。ベットが2階から運ぶのに時間がかかったけど、1時間半ほどで荷物の運びは終了

少し休憩をし、出発。実家から新居までは車で2時間ほど。途中、渋滞にも巻き込まれず、無事に新居へ到着しました。部屋は3階だったので荷物の運びに時間がかかってしまい、すでにお疲れモード。それに加え、当日に、洗濯機や冷蔵庫・テレビなどの電化製品が配達される予定。

業者が次々に来る。しかも、冷蔵庫や洗濯機を運んでくる業者の時間帯がかぶってしまい大変でした。一人暮らしの部屋なので広くはない空間。そこに、業者の人がわんさか入ってきて、ぎゅうぎゅう詰め状態。「うわわー。最悪じゃー。段ボールの山で新居は足の踏み場もない・・」

こんなことになるんだったら、業者の日程を少しずらせばよかったと思いました。 さて、レンタカーの返却時間も迫っていたので、新居の片づけもしないまま、実家近くのレンタカー屋へ返却に行きました。

友達には、交通費とお手伝い代として4000円を封筒に入れて渡しました。私自身、なんだか疲れ果ててしまい、その日は新居に戻ることができず、実家でバタンキュー。翌日、新居に行くことにしました。

【最後に】

初めての引越し。要領が悪くて、疲れてしまったのが正直な感想です。引越しは、業者に依頼する方が絶対いいと感じました。 それでも自分で引越しにしたいと思っているなら以下のことをしっかり覚えておきましょう。

レンタカーは、新居近くの乗り捨てOKのレンタカー屋にする
これは、レンタカーを返却するために、引き返す時間が無駄。そんな時間があるなら、部屋の整理ができます。さらに、新居に引き返さなくてはいけないのもタイムロスです。時間的効率の良さをしっかり考えましょう。

家電や家具の業者は、後日の日程にすること
これは、配達日が引越し日と重ならないように調整しないと、段ボールでゴチャゴチャ状態の中で、家具の配置をしなければいけなくなります。また、業者の人でごった返した部屋では、身の回りの整理なんてできないし、非効率です。

引越し挨拶用に「タオル」などを事前に購入しておくこと
引越しでは荷物を運んだりするので、騒音が出します。そのお詫びも兼ねて、その日のうちに挨拶するべきだと感じました。私は、疲れ果てて、引越し当日に新居へ戻れなかったので、挨拶が遅れてしまいました。その時、隣のおばさんに「挨拶が遅い」って怒られてしまい、ちょっと関係がギクシャクしてしまいました。ご近所付き合いって、特に、最初が肝心だからタオルは多めに買って、すぐに、挨拶行きましょう。

今回の引越しは、資金を抑えるために自分でしました。ただ、掛かった資金は、レンタカー代に給油のガス代・友人へのお礼代=約20000円掛かりました。 あとでわかったのですが、実は、今回、業者に頼んだら、15000円程度でできるということを教えてもらいました。

最初に業者に見積もりをしなかったことを後悔しました。 自分でしたほうがいいと思った引越しですが、実際は業者に頼むより高くなり、さらに、当日はとても疲れてしまい、二度と自分で引越しはしたいと誓ったのでした。

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